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夫の存在が一番のプレゼント

海外駐在員として勤務していた私は、駐在先で夫と知り合い3か月後には結婚をしました。
赴任期間が満了になり、他国への転勤が決まっていたのですが数少ない日本人の友人であった主人に「2か月後に他国への転勤が決まったから、もう会うことはないかもね」と飲みながら話していました。
そして「僕はあなたのことが大好きなのですが、知り合って1か月では結婚を申し込んではダメでしょうか」と突然言われました。
冗談としか思えなかったのですが、目に涙を浮かべながら訴えている姿を見て本気なのだとわかりました。
知り合って間もないので結婚なんて考えることはできませんでしたし、私には次の赴任国が決まっているので考えさせてもらいたいと返事をしました。
真面目で誠実な人柄は周囲のお墨付きでしたし、共通の趣味もあり話も楽しかったです。
好きか嫌いかで言えば好きですが、仕事のことを考えるとその場では何とも決断ができませんでした。
しかし、思い切りの良い私はたったの2日で会社にも報告をして彼にも答えを伝えました。
彼は大喜びで、ダイヤモンドの産地に赴き結婚指輪をプレゼントしてくれました。
私が勤務していた会社には怒られましたが、「仕方ないな。それほどいい男なんだろう。赴任していた国で幸せを掴んでくれたなら当社も君を駐在員にして良かったよ。それなら、転勤はなしでそっちでしばらく働いてくれないか」と言われましたが、夫の勤務先は仕事は退職して家庭に入ってもらいたいと言っていたので、仕事は潔く退職することにしました。
後任への引き継ぎもあるので退職は2か月後に決定し、そのまま日本に帰国して入籍をしました。
夫からいただいたプレゼントのお返しに、何か欲しい物がないか聞いたのですが「君が妻になってくれることが一番のプレゼントです。これからも誕生日やクリスマスとイベントはあるけれど、プレゼントはいりません。その代りどこにも行かずずっと一緒にいてください」と言われました。
結婚して数年が経過しますが、子供はいません。
結婚前はお互いに派手な生活を送っていましたが、いつか生まれてくるであろう子供の為に以前の様な生活とは反転した生活を送っています。
仕事を続けていれば時間もお金も好きに使えていたのだろうけれど、優しい夫のおかげで幸せな毎日を過ごしています。
退職するまでは海外生活を送ることが決まっているのでストレスが溜まることもありますが、日本から遠く離れた国で2人で強くたくましく生活しています。
私にとっても夫の存在が人生で一番のプレゼントだと強く実感しています。

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